刺しゅうパーク

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2023.03.30

多彩なステッチで魅せる刺繍デザイン10選

刺繍の最もシンプルで美しい表現の1つに、ステッチワークがあるのではないでしょうか。
今回の記事では社内サンプルの中から、多彩なステッチを使った繊細で美しい刺繍デザイン見本を10点ご紹介いたします。

1.花柄と組み合わせたデザイン(1)

花のステッチを中心に、クロスや正方形のステッチ、丸い3mm5mmスパンコールなどをあしらっています。

2.花柄と組み合わせたデザイン(2)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: stechi06-1.jpg

上の刺繍(1)の配色違い。鮮やかな糸の色とスパンコールの金色が、異国感漂う雰囲気を出しています。

3.レースとスパンコールを用いたデザイン

ひし形や正方形、楕円や花型など、様々なステッチを使っています。左右でステッチの配置や長さなどが違うアシンメトリーなデザインです。

4.花柄をふんだんに使ったデザイン

糸を多色使った刺繍。花やステッチワークの細かい配色が特徴的です。

5.ビーズやスパンコールを使ったデザイン

首元から数種類のステッチワークが放射状に延びるデザインです。線は等間隔で、同色系統の糸や素材を使っていますが、ステッチの種類はランダムに配置されています。

6.レースを用いたデザイン

レースを用いたちょっとリッチなデザイン。直線的なステッチに、つた模様のステッチを組み合わせることで柔らかな印象がプラスされています。こちらの刺繍と左右対称の刺繍を、フロントボタンブラウスに施すと美しいデザインに仕上がります。

7.竹ビーズとスパンコールを使ったデザイン

花や葉、果実をモチーフにしたステッチは3mmと5mmのスパンコールを使って表現しています。四角いステッチワークや竹ビーズを組み合わせて横向きに配置することで、ノルディック柄のようにも見えるデザインです。

8.ニット風のステッチを取り入れたデザイン

ステッチを太くして縫うと、ニットのような雰囲気が増します。こちらはカーディガンのイメージでデザインしているのですが、スパンコールやお花のステッチを添えると秋冬感のある繊細で可愛らしい見栄えになります。

9.スパンコールを使ったアール・デコ風デザイン

インテリアや壁紙にもありそうな、アール・デコ風の柄。ステッチワークを何種類か組み合わせてレースのような帯状の柄を作り、花柄を挟んで並べました。ステッチワークの密度の違いによる濃淡が、上品で繊細な美しさを醸し出します。

10.スパンコールを使った北欧風デザイン

弊社のステッチワーク見本の中にはないのですが、面白い表現だったのでご紹介しました。オリジナルのレース柄を作るような感覚で、模様やモチーフを基にリピート柄をストライプ状に作り、組み合わせています。こちらの例では3種類のストライプを組み合わせました。

まとめ

ステッチワークは使う種類や並べ方、配色によって全体の印象が変わってきます。

今回お見せしてきた刺繍ですと、1柄で使っているステッチワークの種類は大体5~6種類でした。

落ち着いた感じやしっかりした印象を与えたいという時には、シンメトリーにしたり、直線的なステッチを多めに取り入れたり、色を同色系でまとめてみるなどの方法があります。

逆に遊び心や柔らかさを出したいという場合には、配置をアシンメトリーにしたり、曲線的なステッチを取り入れたり、色を工夫したりしてみると良いですよ。

さらに色々な刺繍のデザインを見てみたいという方は、ぜひデザインギャラリーをご覧ください


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