2026.03.17
立体刺繍×スパンコールの新境地。タナベ刺繍が生んだ独自技法「ラスター刺繍」の全貌
刺繍の世界に、また新たな「驚きと感動」が加わりました。今回ご紹介するのは、タナベ刺繍が独自に開発した革新的なテクニック「ラスター刺繍」です。立体的なジャガード刺繍の上にスパンコールを重ねることで生まれる、未知の質感をご覧ください。


目次
基本情報
| 技術名 | ラスター刺繍(Raster Embroidery) |
|---|---|
| 主な特徴 | ジャガード刺繍(立体刺繍)とスパンコール刺繍の多層構造 |
| 開発元 | 株式会社タナベ刺繍 |
「ラスター刺繍」が生む、唯一無二の表現力
ラスター刺繍の最大の特徴は、これまでの刺繍では不可能だった「独特のツヤ感」と「透明感」の両立にあります。土台となる立体刺繍のボリュームに対し、緻密に計算されたスパンコールを重ねることで、光の屈折と奥行きをコントロール。見る角度によって劇的に表情を変える、彫刻のような美しさを放ちます。


遊び心と構造美の融合
アルファベットのデザインは、なんと「昭和のチョコレートの駄菓子」がモチーフ。最新技術を駆使して、あえてどこか懐かしく、美味しそうなポップさを追求しました。また、もう一つのアルファベット文字では、立体刺繍の側面と上面で糸の色を変え、刺繍の「高さ」を視覚的に強調する、タナベ刺繍らしい細部へのこだわりが詰まっています。


デジタルな質感をアナログで表現
数字の作品では、透明のオーロラ色のスパンコールを採用。デジタルデバイスのような無機質さと、光が混ざり合うリアルな質感を追求しました。一針一針の精度が問われる、まさに「技術のタナベ」を象徴する仕上がりです。
ラスター刺繍の強み
- 自社開発の独創性: 他にはないタナベ刺繍オリジナルの技法。
- 圧倒的な奥行き: 立体刺繍の厚みとスパンコールの積層が生む3D効果。
- 多彩な表現の幅: レトロな質感から近未来的なデジタル感まで対応。
主な用途
- ハイブランドのロゴ・エンブレム
- 質感にこだわりたいアパレルウェア
- アート作品や展示会用の特別な装飾