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2023.03.23

サガラチェーンステッチ

チェーンステッチ

サガラ刺繍の主なテクニックの1つ。名前から連想できるように、鎖状に糸を縫い止める手法で、糸をすくい上げる針の高さや糸の調子の取り方でチェーンの輪の大きさを調整できます。

ステッチに代わりにちょっとしたアクセント・ワンポイント柄・大き目のデザイン・多色使いの表現等、幅広く利用されるサガラ刺繍の代表的な手法です。

材質の変化

サガラ刺繍は糸の材料を変えると質感、見え方の変化が楽しめます。刺繍糸1本に対してチェーン1本が基本ですが糸を2本使用してチェーン1本を作ることができます。

例えば「レーヨン糸もいいけど少しラメの質感が欲しい」とこう言ったご要望があればその2本の糸を使って刺繍できますので気軽にご相談ください。

刺繍単体のモチーフ、パーツ作成

ワッペンやモチーフは生地に刺繍したものをレーザーカットや手カットで作成されるのが一般的です。タナベ刺繍はこの方法以外に生地を使わず水で溶ける特殊なシートを使った加工もできます。このシートに刺繍を施しそのあとアイロンを当てて形を整えシートを溶かすことで、刺繍だけのパーツを作ることができます。

出来上がりは生地を使用していないため糸だけの柔らかな見せ方ができ、ほかの手法と組み合わせることでさまざまな表現が可能です。

使用糸(フィールソフト:アクリル70%、ウール30%)

注意

生地を使わない刺繍は糸によって物に引っ掛けると破損する恐れがあるので取り扱いの場合は十分ご注意ください。


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