立体刺繍とスパンコール 【ラスター刺繍】
刺繍研究室では日々新しいテクニックを模索していますが、
まずは既存のテクニックや材料を組み合わせてみることから始めます。
お馴染みのテクニックも少しだけ条件を変えてみるだけで今まで見たことのないテクニックに生まれ変わるのです。
今回の発見は「立体刺繍の上にスパンコールを縫い付けてみたらまったく異なる素材に見えたよ」です。
それでは早速その新テクニックを紹介します。
まずは!
スパンコールを乗せるだけで刺繍糸だけでは表現できないツヤ感を表現できました。
どうですか?球体的な表現とツヤでパールに見えないですか?
刺繍糸の種類とスパンコールの色をどうチョイスするかがポイントです。
カットソーやニットアイテムの襟元にピッタリの刺繍です
次に!
刺繍糸をキラキラ光るラメ糸にしてみました。
透明なスパンコールのガラス感とカラフルな刺繍の組み合わせがガラス玉のようにも見えます。
バッグや手袋などの小物にいかがでしょうか?
続いては!
天然石(アメジストとエメラルド)のイメージです。
刺繍で天然石風に形を作りスパンコールでツヤを表現しています。
こちらもバッグなどの小物に合いそうですね。
そして!
レジン(樹脂)タイプです。
オーロラのスパンコールを使ってシェルレジン風にしました。
貝殻特有の複雑なカラーを再現しています。
パール風と組み合わせてカットソーなどにいかがでしょうか?
さらに!
蛍光色を使用すると明るくPOPな感じになりました。
球体感とツヤ感がスーパーボールのように見えます。
こちらはカジュアルなスウェット素材に合いそうです。
最後に!
メタルをイメージしたものです。
金属やメッキのような質感や輝きを表現しました。
重量感があるように見えますが刺繍なのでとても軽い仕上がりです。
こちらはデザイン次第でどんなアイテムにも合いそうです!
いかがでしたか?
初のメルマガと連動した記念すべき作品です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回もこのテクニックを使った作品を紹介しますのでお楽しみに!